平成29年度サマースクールを開催しました

平成29年度サマースクール報告

部局間協定校であるオーストリアのグラーツ工科大学と連携し、毎年交互に燃料電池に関わるサマースクールを実施している。本年度はAdvanced Studies of Polymer Electrolyte Fuel Cells – 10th International Summer Schoolならびに3rd International Workshop on Hydrogen and Fuel Cellsとして本学で開催した。なお、本サマースクールは横浜国立大学あるいはヨーロッパ互換単位を取得することが可能である。
開催期間は2017年8月20日~8月24日、講師はオーストリア、イタリア、ドイツ、日本の4カ国から13名、受講者はオーストリア、クロアチア、中国、タイ、日本の5カ国から52名であった。電気化学、熱力学や移動速度論などの基礎的な講義、燃料電池の作製法や評価法などの実践的な講義、水素エネルギー社会にかかわる横断的な講義、燃料電池車の試乗や燃料電池組立等の実習、千代田化工建設及び旭化成の水素の製造、輸送、貯蔵の最先端研究の見学会、ワークショップとして2件の講演と26件の学生ポスター発表を行うなどのカリキュラムの中で技術的な知識の獲得や交流を行った。サマースクール終了後の週末には有志で富士登山をするなど、講師ともに親睦を深め有意義な一週間であった。

H29サマースクール写真

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