シンガポール・南洋理工大学訪問および化学企業見学の報告

2017年9月24日~9月29日に,部局間協定校であるシンガポールの南洋理工大学(NTU)を訪問し,化学分野の学生間の国際交流を図った。また三井化学シンガポールおよび住友化学アジアのシンガポール内の研究所・化学工場を見学した。本学からは,引率教員2名,博士課程前期学生8名(先端物質化学コース5名および物質とエネルギーの創生工学コース3名)と,現在,化学EPでROUTEプログラムに参加している学部3年生2名が参加した。これらのメンバーの一部(引率教員1名と学部3年生2名)の旅費を,GMIが獲得している学内重点化競争経費「産学連携研究拠点(GMI研究拠点)の国際連携強化」でサポートした。
南洋理工大学では,School of Physical & Mathematical SciencesのProf. Shunsuke Chibaの案内のもと,化学系の実験室や実験設備を見学した。またSchool of Materials Science and EngineeringのProf. Xiaodong Chenの研究室を訪ね,現地学生の案内で材料系の研究室を3箇所,見学する機会を得た。三井化学シンガポールおよび住友化学アジアの訪問では,化学産業におけるシンガポールでの化学基礎品製造の重要性について説明頂いた他,日頃,立ち入ることのできない樹脂原料の製造プラントを見学させていただいた。また現地社員の方々と英語でコミュニケーションする機会を設けていただいた。これらの経験は派遣学生にとって将来の進路を決めるのに非常に役立つ経験となったものと言える。

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