GMI研究拠点長
教授 窪田好浩
GMI研究拠点は、文部科学省特別経費の支援を受けて平成23年度に発足し、持続可能社会創生に資する材料研究を中心とした新しい産学官連携のかたちを探って行く試みを開始しました。これまで共同研究というと、とかく一企業と大学一研究者の「個：個」の連携が中心でした。本研究拠点では、「クリーンエネルギー材料産学官研究会」と「超寿命材料産学官研究会」を開設し、広く産官の方々に大学のシーズを知って頂く機会を設け、大学研究者間の連携を図ると同時に、メンバー間の親睦を深めることによる「多：多」のオープンイノベーションを目指した活発な活動を行ってきました。今後も福富洋志前拠点長時代の流れを汲み、GMI研究拠点を産学官連携のプラットホームとして、クリーンエネルギー材料および社会基盤材料に関連する本学の研究成果を紹介するシンポジウム開催などの活動を行うことで、本学の研究シーズを広く産官に紹介して産学官連携を推進し、本学を中心とするオープンイノベーションを創出・推進すべく努力してまいります。
どうか皆様のご協力と活発な情報交換をよろしくお願いいたします。この取り組みが皆様の事業推進のプラスに少しでもなれば、喜ばしい限りです。