クリーンエネルギー材料産学官研究会

現代社会を持続的発展が可能な低炭素社会に変革することは喫緊の課題ですが、企業が個々に担うには過重な課題でもあります。一方、本学には低炭素社会を実現するために必要な再生可能エネルギーを活用するための鍵となるクリーンエネルギー材料・開発を担う先進的研究グループが多数あり、活発な研究活動を続けています。しかし、その成果を社会に積極的に還元するためには、産官との協働が不可欠です。

「クリーンエネルギー材料産学官研究会」では、大学研究のシーズを広く産官に紹介し、産学官連携のプラットホーム作りを、大学を中心とするオープンイノべーションを推進することによって構築しようとしています。

具体的には、本学がクリーンエネルギー材料の分野で先行している課題である「イオン液体」、「ポーラス材料」、「電極触媒」を中心として、これら研究成果の討論や研究会員講師の講演などで構成されるシンポジウムを定期的に開催します。また国際会議報告会等を行い、海外動向も含めた情報の共有化を行います。その結果、これら課題に関する個々の企業との共同研究のみならず、個々の課題の相乗による成果が望める分野でのコンソーシアム形成、大型プロジェクトおよび国家プロジェクトを実施することにより、研究を推進します。また、積極的な社会人博士や共同研究員の受け入れ、企業での長期インターンシップの実施、海外大学との連携強化、サマースクールの実施、共同研究講座の開設等を通して教育の推進も図ります。

このように研究と人材育成を産学官が協働して行うことにより、参加者がオープンイノべーションの推進を実感できる産学官連携の新しいプラットホーム作りを目指します。

図4

各研究グループ紹介
イオン液体研究グループ
ポーラス材料研究グループ
電極触媒研究グループ

 

                 

 平成26年度共同研究、競争的外部資金

  • 共同研究    14件
  • 受託研究     8件
  • 科研費        4件
  • 民間財団他    5件

 

※入会のご案内
入会希望の方は、 下記アドレスよりお問い合わせください。
横浜国立大学 グリーン マテリアル イノベーション研究拠点
gmi-honbu@ynu.ac.jp


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