3月23日 表面硬化材部材の疲労損傷研究部会活動のシンポジウムを開催いたします

GMI研究拠点の超寿命材料産学官研究会では、産:18社、官:1機関 学:1大学(除く横国大)の産学官20機関と本拠点が連携して、機械部品の長寿命化に関わる基礎的な知見を得るべく、主として自動車部品をターゲットとして「表面硬化部材の疲労損傷研究部会」活動を平成24年度より行って参りました。本年度を一つの区切りとして下記の通り、来る3月23日に東京理科大学で開催される日本鉄鋼協会春季講演大会の中で本活動で得られた知見をシンポジウムの形でご報告させていただきます。下記案内をご覧の上、是非ご参加をお願い申し上げます。

開催日時 2016年3月23日 9:00~17:00
場所   東京理科大学葛飾キャンパス(日本鉄鋼協会春季講演大会内)
参加費  無料
趣旨
自動車向け駆動部品に使用する機械構造用鋼では、部品表面を硬化させて疲労強度の向上を図るのが一般的です。この疲労損傷に関する課題は、旧来より多くの研究開発が継続されてきた分野ですが、近年の厳しい特性要求と分析手法の高度化を踏まえ、材料学に基づく理解と結びつけた議論を深めていくことが重要と考えます。本シンポジウムでは、機械構造用鋼を対象に、ショットピーニングによるき裂の無害化、窒化化合物層の影響、き裂面の摺動を伴う転がり疲労やピッチング損傷を取り上げ、現状の理解について整理を試みます。耐疲労設計を考える評価結果を事例として、鉄鋼材料の組織制御と材料設計を考えるきっかけにしたいと考えております。多数の方々にご参加頂き、活発な討論となることを期待しております。
詳細は下記案内をご覧ください。
疲労損傷シンポジウム案内
なお、本シンポジウムのみにご出席の場合には、鉄鋼協会講演大会への参加費は不要ですので、そのままシンポジウム会場においで下さい。待ち申し上げております。

連絡先
横浜国立大学 GMI研究拠点
梅村鎭男
gmi-honbu@ynu.ac.jp
045-339-4385

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